2020/7/31
さよなら!背中ニキビ
文字起こし(日本語)
皆さんこんにちは、内科皮膚科医の友利新です。今日は夏になってきて、結構露出をしてくると気になる胸とか背中のニキビケアについてお話をしようと思います。意外かもしれないんですけれども、お顔と同じぐらい背中とかお胸っていうのは皮脂分泌が結構過剰なんですね。なんですけれども、やっぱりちゃんとした特別なスキンケアをしている方が少ないので、一度ニキビができてしまうと繰り返してしまうということがあるんですよ。なので今日はそんな背中やニキビのできる理由や対策、ケア用品についてお話ししていきたいと思いますので、最後までご覧ください。
ではなぜ背中や胸の体のニキビが繰り返しできるかというと、3つの要因が絡んでいると考えられます。まず1つが皮脂分泌が過剰だということ。2つ目が衣服とか摩擦による乾燥だったり角質の肥厚。3つ目がカビによるものなんですね。
ではそれぞれ具体的にお話ししていきたいんですが、まず1つ目の皮脂分泌が活発っていうのは、一番最初にもお話ししたように、実はお顔と同じぐらい皮脂腺があって、皮脂分泌が活発な場所なんですね。それに加えて汗の毛穴もいっぱいあったりして、特に夏とかになると汗と皮脂が混ざり合ったりするわけですよ。もちろんボディーソープとかでしっかり洗うことによって、その汚れや皮脂も落ちやすくはなるんですが、なかなか背中までしっかり洗えてないっていう方が多かったり、あとはどうしても皮脂とか汚れが落ちきらなくなってしまうところに、ニキビ菌って増殖しやすくなりますから、ニキビ菌が増殖してしまうと、いつもの通常のボディーソープではなかなか難しいので、専用のニキビ菌とかのケアのボディーソープを使っていただきたいんですね。
なのでまず一つ、皮脂分泌が活発なときに、それをボディーソープでは落ちきれない、そんな皮脂が残っているときにそこに悪玉菌、ニキビ菌が寄ってきて、それでニキビができてしまうので、まずはしっかり皮脂を洗い流す専用のクレンジング剤、洗浄剤を使うようにしましょう。
色々探したんですけれども、例えばこのオルビスのクリアボディコンディショニングウォッシュっていうのは、ボディー用の洗浄剤って書いてあって、しっかりとニキビの原因となる古い角質や過剰な皮脂、汗もすっきりオフしてくれますっていう風に書いてあるんですね。洗浄剤は石鹸系でしっかりと皮脂だったりとか汚れを落とす、どちらかというとさっぱり洗い上げるような洗浄剤にプラス角質をちょっと柔らかくするような成分も入ってるんですね。それが乳酸ナトリウムというものなんですが、それで皮脂とか余分なものを洗い流した後に角質を柔らかくしていくということがあります。
なのでちょっと背中ニキビとか気になっている方は、こういった専用のボディー用の洗浄剤ですね、使ってみるのは必要かなと思います。
2つ目がですね、背中とか胸ってやっぱり洋服を常に着てるじゃないですか。それによって衣服によるスレですね、摩擦が起こって角質が厚くなってしまうということが起こってしまうんですよ。角質が厚くなるとまず毛穴を塞いで、例えば皮脂が出にくくなってそこで皮脂が詰まってそこにまたニキビ菌がくる。もう一つ角質が厚くなるとちょっと逆なような感じになるんですけども、ちょっと潤いが不足してしまうことがあるんですね。
なので先ほども言ったように洗浄剤で角質を柔らかくするような成分、これは乳酸ナトリウムというものが入ってますが、そういったものを使うプラス角質が詰まるということは、そこに皮脂が大好きなので、ニキビ菌と、そこにニキビ菌がいっぱい集まってきて炎症を起こしてしまうのがニキビなんですね。
なのでまずニキビ菌の殺菌効果だったり、抗炎症作用が入っているような化粧水、プラスアルファはそこに保湿もしてあげるというものもすごく大事なので、そういった観点から背中とかお胸用のボディの化粧水というものを使っていただきたいんですよ。
例えばこのオルビスのクリアボディスムースローションというのは、どちらかというとエタノール消毒剤にもなるんですが、エタノールだったりグリチルリチン酸2Kといって、抗炎症作用プラスエタノールでニキビ菌を殺菌するというようなものになります。なのでどちらかというとちょっとスーッとするような感じなので、保湿ももちろん保湿成分もしっかり入っているんですが、どちらかというとさっぱりめの化粧水かなと思います。
もう一つこちらのドクターシーラボ薬用APローション、ボディー用の化粧水というものは、どちらかというと角質を柔らかくするようなサリチル酸だったり、あとはニキビの炎症を抑えるグリチルリチン酸とか、あとはニキビ菌の増殖を抑えるようなイソプロピルメチルフェノールというものが入っていたりします。プラスシーラボといえばやっぱりヒアルロン酸というイメージなので、これにもしっかりヒアルロン酸入っているんですね。なので角質も柔らかくしつつニキビ菌も増殖も抑えつつ、でもしっかり保湿もしていくよっていうようなものになります。
この2つのいいところはやっぱりこれ実は、プッシュで出るので逆にしても背中にやってもちゃんと出やすいんですね。通常の化粧水って、塗って背中に塗らなきゃいけないので、結構塗りづらかったりするじゃないですか。なんですがこちら2つともちゃんと逆さにしても出るっていう設計をしているので、そういう意味ではしっかり保湿もできるので、こういうスプレータイプの化粧水持っておくといいのかなと思います。
こちらなんですけれども、このオードメディカ薬用スキンコンディショナーというものは、先ほどお話したアクネ菌の増殖を抑えるイソプロピルメチルフェノールというものも入っていますし、あとはグレジルレジン酸ジカリウムというものも入っていて、ヒアルロン酸もしっかり入っているよっていうものになるんですね。なのでこれボディー用というふうに明確には書いていないんですけれども、お顔とか全身にも使えるし、ちょっと大きくてお得だったので、こういったもので惜しみなく使うという意味ではこういったものもいいかなと。たださっきと違って自分で取って背中にもつけなきゃいけないので、ちゃんとつけ忘れの場所がないように気をつけるようにしてみてください。
ただこの3つはどちらかというと化粧品の一部医薬部外品もありますけれども、化粧品の部類なんですね。だけれども本当に繰り返し繰り返しできてしまうというものには、やっぱり治療薬というものが市販でも売っています。
結構口コミも良かったので買ってみたんですけれども、このセナキュアっていうもの、これ化膿性ニキビっていうふうに書いてあるんですね。なのでどちらかというとこれはニキビに対してつける薬だと思ってください。こちらにはサリチル酸とエタノール、アラントインというものが入っているんですが、サリチル酸というのはこれは消炎というか炎症を抑える効果があるんですけれども、実はこのシーラボさんにもサリチル酸入っているんですよ。じゃあどうしてこれは第二類医薬品でこれは化粧品かというと、サリチル酸って化粧品には0.2%以下というふうに決められているんですけれども、医薬品になるとそれ以上入ってもいいよということになっていて、このセナキュアにはですね0.5%入っているので、通常の化粧品よりもサリチル酸が少し多めに入っているということになります。
あとエタノールの量だとかアラントインというものはどちらかというと、創傷治癒ですね、傷を治すということもありますので、そういった意味ではニキビの薬として使えます。なのでこういう化粧水を使った後にプラスアルファで使っていただけるといいかなと思います。
それで衣服で擦れた角質を柔らかくしてプラスニキビ菌を殺菌するということが必要になってきます。
最後なんですが、3つのポイントというか3つの原因という中に私、カビって最後に言ったと思うんですが、カビって思った人も結構多いんですね。実はニキビっていうのはそもそも毛穴に皮脂が詰まって、そこにアクネ菌と呼ばれるニキビ菌が集まってきて毛穴に炎症を起こすものがニキビなんですよ。でもそれとは違ってもう一つ、真菌、カビの一種、マラセチア菌というんですけども、そういうマラセチア菌が来たときにも、毛穴に炎症を起こしてニキビのようなものができてしまうんですね。
なので一見見ると同じようにニキビのように見えてしまうので、本当はカビによるものなんですけど皆さんニキビだと思って、一生懸命ニキビ菌のケアをしている。そうすると同じ菌でも真菌、カビとニキビ菌じゃ全然違うので、しっかりとさっき言ったボディ用の洗浄剤も使っているし、ニキビ菌も殺菌するようなものも入っている化粧品や薬品も使っているのに、全然治らないよっていう人は、もしかしたらこのマラセチア菌という真菌によるニキビというか、毛穴の炎症なのかもしれないということがよくあるんです。
なのでそういったときに私たち皮膚科医が、これで洗ってみてくださいという代表的なものがこれになります。これはコラージュフルフル液体石鹸なんですが、これシャンプーとかもいろいろあって、実は真菌、新菌というのは頭とかにもできたりするんですよ。なのでその頭にできたときにはこれのシャンプーを使ってくださいとか言うんですが、こちらは液体石鹸になるのでしっかりと泡立てて使います。
このコラージュフルフル石鹸にはミコナゾール硝酸塩といって、いわゆる真菌を増殖するのを抑える、真菌効果というものがあるんですね。そこに実はこのイソプロピルメチルフェノール、さっきから何回も言っていると思うんですが、ニキビ菌を殺菌してくれるものも入っているので、カビに効く成分もニキビ菌に効く成分もどちらも入っているので、もしかしたら本当にいろんなケアしてきたけれども、なかなか難しいよという方は、この1回そういった真菌効果ですね、カビを抑えるような効果のあるもので、使っていただくのもいいんじゃないかなと思います。
意外と背中のニキビで悩んでいる方結構多くて、私が勤めている美容クリニックでもですね、顔もちろん圧倒的にお顔が多いんですが、その次は意外と背中だったりするんですよ。なので皆さんにいろいろ聞いてみると、背中のケアなかなかできていない方も多かったので、今回はこういったお話をさせていただきました。
まとめるとまずはしっかり洗うということですね。これは皮脂とかも落ちるんですけれども、やっぱり角質厚くなりがちになるので、背中とかは角質を柔らかくするような成分が入っていると、よりいいと思います。あとは保湿とニキビ菌の増殖を抑えるようなもので、炎症作用が入っているような化粧水を、専用に使ってあげるということがポイントです。
3つ目がですね、それでもなかなか治らないという場合は、カビを疑った方がいいので、抗真菌作用のあるような成分が入った洗浄剤などを、使ってみていただけるといいかなと思います。
そして最後にスキンケアプラス、市販の薬でもなかなか治らない場合は、必ず皮膚科を受診して、皮膚科の治療を受けるようにしてみてください。
いかがでしたか?このようにこのチャンネルでは、皆さんに美容や健康について発信しているチャンネルになりますので、よかったらチャンネル登録してみてください。ではまた次の動画でお会いしましょう。さようなら。
Transcript (English)
Hello everyone, I'm Arata Tomori, an internal medicine and dermatologist. Today, as summer approaches and we expose more skin, I want to talk about acne care for the chest and back. It might be surprising, but the back and chest have sebum secretion as active as the face. However, many people don't do proper special skincare, so once acne develops, it tends to repeat. So today, I'll discuss the reasons acne appears on the back, countermeasures, and care products, so please watch until the end.
There are three factors that contribute to repeated acne on the back and chest. First is excessive sebum secretion. Second is dryness from friction with clothes and thickened keratin. Third is fungal issues.
As I mentioned initially, the back and chest actually have sebaceous glands as active as the face. Additionally, there are many pores from sweat glands, so when summer comes, sweat and sebum mix together. Of course, washing thoroughly with body soap helps remove dirt and sebum, but many people don't wash their backs properly. When sebum and dirt aren't completely removed, acne bacteria proliferate easily. When acne bacteria increase, regular body soap isn't effective enough, so I recommend using specialized body soap for acne care.
So first, when sebum secretion is active, if the sebum isn't completely washed away with regular body soap and remains, pathogenic bacteria and acne bacteria gather there, causing acne. Start by using a specialized cleanser that thoroughly removes excess sebum.
After researching various options, for example, Orbis Clear Body Conditioning Wash is labeled as a body cleanser and says it effectively removes old keratin that causes acne, excess sebum, and sweat. The cleanser is soap-based, thoroughly removing sebum and dirt with a clean finish, and additionally contains keratin-softening ingredients. That ingredient is sodium lactate, which softens keratin after washing away excess sebum and impurities.
So if you're concerned about back acne, I think it's necessary to try these specialized body cleansers.
Second, since we constantly wear clothes on our back and chest, friction from clothing causes the keratin to thicken. When keratin thickens, it clogs pores, reducing sebum flow and causing sebum buildup, allowing acne bacteria to gather. Also, thickened keratin can reduce moisture. So in addition to using cleansers with keratin-softening ingredients like sodium lactate, we need skincare with antibacterial and anti-inflammatory effects. Body toner specifically for the back and chest is important.
For example, Orbis Clear Body Smooth Lotion contains ethanol and glycyrrhizin acid 2K, which has anti-inflammatory effects and kills acne bacteria with ethanol. It has a refreshing feel and contains moisturizing ingredients, though it's on the dry side.
Another option is Dr. Ci:Labo Medicated AP Lotion for body. It contains salicylic acid to soften keratin, glycyrrhizin acid to reduce acne inflammation, and isopropyl methylphenol to inhibit acne bacteria growth. Plus it contains hyaluronic acid, so it softens keratin, suppresses bacterial growth, and maintains moisture.
What's great about both is that they're spray-type, so they work even when inverted on your back, making application easier compared to regular lotions.
This Aude Medica Medicated Skin Conditioner contains isopropyl methylphenol to suppress acne bacteria growth, as well as glyceryl resinates and hyaluronic acid. While not explicitly labeled as body-care, it works for face and full body. Since it's large and good value, it's efficient to use generously. However, unlike the previous two, you need to apply it yourself to your back, so be careful not to miss any spots.
These three are mostly cosmetics or quasi-drugs. However, for truly persistent acne, there are over-the-counter medications. I found good reviews and purchased Senacure, which states it's for inflamed acne. Think of this as medicine to apply directly to acne. It contains salicylic acid, ethanol, and allantoin. Salicylic acid has anti-inflammatory effects, and Dr. Ci:Labo also contains salicylic acid. So why is this a Class 2 medicine while that's a cosmetic? In cosmetics, salicylic acid is limited to 0.2%, but in medicine, more is allowed. Senacure contains 0.5%, so it has slightly more salicylic acid than regular cosmetics. Allantoin promotes wound healing, so it works as acne medicine. I recommend using this as an additional step after using toner.
Finally, about the third factor—fungi. Some of you may have been surprised when I mentioned fungi. Acne typically forms when sebum clogs pores and acne bacteria gather, causing inflammation. However, another type of fungus, Malassezia, can also cause pore inflammation that looks like acne.
Since it looks identical to acne, people assume it's bacterial acne and focus on acne bacteria care. But fungi are completely different from bacteria. If you're using specialized body cleansers, acne-fighting products, yet nothing improves, it might be Malassezia fungal inflammation. In such cases, dermatologists recommend specific products.
One example is Collage Fullful liquid soap. This brand also makes shampoos because fungi can affect the scalp too. Use the liquid soap with plenty of foam. Collage Fullful contains miconazole nitrate, which suppresses fungal growth. It also contains isopropyl methylphenol to kill acne bacteria. Since it has both antifungal and antibacterial components, if you've tried many treatments unsuccessfully, trying an antifungal product might help.
Many people struggle with back acne. At the beauty clinic where I work, the face is overwhelmingly the main concern, but the back is surprisingly common. When I ask people, many haven't properly cared for their back acne. That's why I'm sharing this today.
To summarize: First, wash thoroughly. While this removes sebum, keratin tends to thicken, so using products with keratin-softening ingredients on the back helps. Second, use specialized toner with moisturizing and anti-acne bacteria ingredients with anti-inflammatory effects. Third, if it still doesn't improve, suspect fungi and try antifungal cleansers. Finally, if over-the-counter products don't work, definitely visit a dermatologist for professional treatment.
How was that? This channel provides beauty and health information, so please subscribe if you liked it. See you in the next video. Goodbye.
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