2024/2/13

日本人の知らないスキンケアの誤解を皮膚科医が解説します。

日本人の知らないスキンケアの誤解を皮膚科医が解説します。

文字起こし(日本語)

みなさんこんにちは。友利新です。今日はですね最近よくSNSで聞かれるスキンケアの誤解がどんどん生まれてきているので皆さんにこれは違いますよっていうことをお知らせしたいなと思って動画を撮っております。ということでスキンケアの誤解5つご紹介しますので最後までご覧ください。 まず一つ目は成分はパーセンテージが高ければ効果的。私が言うのも何なんですけど化粧品の成分を解説するユーチューバーさんだったりとか美容系の方が多くなって美容成分がたくさん入ってますよとかこれだけ入ってますよっていうことで肌にアプローチするっていうことが皆さんどんどんわかってきてくれたことは素晴らしいことなんですけれどもスキンケアの成分っていうのは適切な量っていうものがあるんですね。なのでパーセンテージが高ければ高いほどいいかって言われると実はそういったことはなくて肌質にもよるんですよね。ビタミンCとかってすごく高濃度のものが売りになってるもするんですが敏感肌の人って高濃度のものだったら刺激になったりすることもあるし、もちろん毛穴が気になるっていう方だったら高濃度のものの方が効果的だったり。ただビタミンCの場合もそれがピュアビタミンCなのかビタミンCの誘導体なのかによってもパーセンテージって高ければいいっていうものじゃないです。あとはレチノールもですね純粋のレチノールだったらもう本当に1%とかあったらめちゃめちゃ肌に刺激なんですよね。なので0.1とかでも効果はありますし逆にレチノールの誘導体であれば1%でも高濃度というわけじゃなかったりするので、成分がまず何かっていうのと肌質によっても適切なパーセンテージっていうものがあります。あとは何と混ぜるかにもよるんですよ。その成分単体であればいいパーセンテージだったとしても、化粧品っていろんなものを入れてお水を入れたりとか油分を入れたりとかその他の美容成分を入れて一つの化粧品ができるわけじゃないですか。なのでスキンケアのアイテムとして一番良い処方を組んでいるので成分が高ければ高いほどいいっていうわけではないです。あと1%以下だから意味がないよみたいなことをおっしゃる方もいるんですが、ものによっては1%も入れてしまえばさっきのレチノールもそうですけれども肌に逆に負担だったりもするんですね。植物成分とかも1%以下のものが効いてないというわけではないので適切な値っていうものがわかっているので、あんまりパーセンテージが高いものこそが正義みたいなことは間違っているのでそこを追い詰めないようにした方がいいと思います。 続いて2つ目。スキンケアは全て全顔に塗る必要はない。え?って思う方いらっしゃると思うんですがスキンケアって顔洗って化粧水つけて美容液つけて乳液クリームっていう感じだと思うんですけれども、それを全部同じ量を顔全体に皆さんつけている方って多いんですよね。それって実は間違ってたり肌の揺らぎの原因になってたりもします。肌が揺らがない人もいると思うんですが肌っていうのは油分が多いところそして乾燥するところっていうのが違うんですね。なので同じ顔の中でも例えば目の周りとかは乾燥があったりTゾーンは皮脂が多いので顔全体に乳液もクリームをつけるってなると、Tゾーンのところにニキビができたりとか顎の方にニキビができたりっていうことがあるので、Tゾーンは乳液は塗らないとか目の周りはクリームを塗るとか顔に地図を書きましょう。どういうふうに悩んでいるのかっていうのを見てやりましょうということをよく言うんですけれども、顔のどこにどういう悩みがあるかでスキンケアを分けた方がいいので美容液も全部のお顔に塗らなきゃいけないって思ってるかもしれないですけれども、シワだったらシワの部分美白だったら美白の部分だけでもいいですし、毛穴が気になる時に酵素洗顔も全顔にやってしまったら目の周りとか乾燥してしまうこともありますので、毛穴が気になる鼻のところだったりとか頬のあたりだったりとかスキンケアっていうのは、全部が全部お顔全体に塗らなきゃいけないっていうわけじゃないので使い分けるようにしていただけるといいかなというふうに思います。そうすることによってより効果的にスキンケアができますし、あといっぱい使わなければ減りも少なくなるのでそれも経済的ということもあるので、スキンケアのアイテムを買えるってことも大事ですけども、使い方もめちゃめちゃ大事なので必要なところに必要なものを生かせるっていうことが大切ですから、全部のスペースにスキンケアが必要かどうかっていうのは改めてご自身で考えてみてください。 そして3つ目。スキンケアの使い始めてすごいなんか透明感が上がったとか乾燥が良くなったとか分かるんですけど、使い続けると肌が慣れちゃうのか効果が感じられないから、それは使う意味がないっていう方がいらっしゃるんですが間違ってます。効果がなくなったわけじゃなくて肌が変わってきた際なんです。スキンケアをすることによってやっぱり肌のターンオーバーが促進化したりとか、必要な保湿が肌に行くわけじゃないですか。でも肌が元気になっていい肌になったので、それはまた同じスキンケアを使ってもゼロだった時はすごく感じやすいんですけれども、やっぱりプラスになった時って感じにくくはなっています。でもそれってダメなことですかって言われたら、それを使い続けることによって効果っていうのはやっぱりキープできるわけじゃないですか。1回やっただけで全部が整うっていうことはないので、スキンケアをやっぱり続けることによってプラスの肌っていうのは持続的になっていくんですね。ここで肌が慣れたからもう効果ないんだと思ってやめちゃって別のスキンケアを使うと、もしかしたらそれがまたゼロに戻って始めからスタートになったりするっていうこともありますし、プラスになっているからこそそこに新しいスキンケアを使うことによって、さらなるプラスになることもあるんですが逆効果でマイナスになることもあります。なのでちゃんと保湿をしてしっかりと明るくして、そこから美白のものを使ったりする方が良かったりするのと一緒で、効果が感じられなくなったイコール肌が慣れてしまっても、このスキンケアを使う意味がないっていうのは大きな誤解で、効果がなくなったって感じるっていうことは、めちゃめちゃ効果が肌の中で持続してるっていうことを思っておいた方がいいです。なので即効性を感じなくなったっていうのは肌の明るくなったっていうのが、普通になったっていうことなので喜ぶべきことなんですよ。だから私とかもいろんなスキンケア使い続けるとオッっていうのはなくなるんですけど、なくなった時こそ驚いた時と同じにもうなったんだなと思って、ちょっと私は嬉しくなるんですね。痒くなるとか赤くなるとかもあってない証拠なんですが、今までこれを使うとなんか透明感がパッと増してきたのに、なんか最近手応え感じないなって思ったのは、ネガティブなことじゃなくてポジティブなことなんだよっていうことを、ぜひ頭の中に入れておいてください。 続いて4つ目。スキンケアの順番は必ず化粧水からしなくてはいけないっていうのは間違いです。肌を柔らかくして化粧水を塗ってとか、導入美容液みたいなちょっとシャバっとしたもの塗って、そこからお水を入れましょうっていうこともあるんですが、最初に油分が含まれたものを入れた方がいいっていうお肌もあるんですね。それはやっぱり乾燥肌の人です。肌っていうのは油とお水のラメラ構造というもので、角層ってなっていて一番上はやっぱり油分が乗ってるんですよね。なので肌っていうのはお水は浸透しないようになっています。そこに今一番最初に化粧水を入れても、実は弾くようにはなっているんですけども、洗顔しているのである程度油分が取れてお水が入るようになったり、化粧水自体も肌になじむような処方をとっているので、化粧水を入れて角層に水分を満タンにして、そこから足りない油分を入れていくっていうイメージだったと思うんですが、そもそも油分が足りないお肌の人っていうのは、角層の水を入れるルートっていうのが少なくなっていたりするんですね。同じ油分でも蓋をする油分と、水を通しやすくする油分っていうのが全然違っています。例えば洗顔乳液とか導入オイルっていうのは、水分を通しやすい道を作るっていう油分なんですね。例えばバームとか蓋をするような目的のオイルだったりしたら、逆効果なんですけれども、洗顔乳液とか導入オイルみたいなものっていうのは、逆に乾燥肌の人はですね、それを入れることによって保湿感がすごく増すっていうことにもなるので、乾燥肌だったり化粧水の入りが悪いなっていう人は、油分系のものを最初に使うっていうこともいいので、油分っていうと全部膜を貼るっていうイメージなんですが、油の種類によっては膜を貼らずに、むしろ肌に馴染みが良くなって、次の化粧水とか美容液の浸透を良くするものもあるよっていうことを覚えておいて、乾燥したなと思う時には、そういった乳液からスタートしていただくっていうのも、いいんじゃないかなというふうに思います。 最後なんですけれども。スキンケアは全種類使わなくてもいい。これは私もよくYouTubeで言ってるので、ご存知の方もいらっしゃるとは思うんですけれども、化粧水塗って美容液塗って乳液塗ってクリーム塗って、みたいに思う方もいらっしゃると思うんですけれども、全部やらなくてもいいです。肌に浸透するってある程度決まっているので、たっぷりのせても浸透していかなくなっちゃうんですね。あれこれ入れていくっていうことが本当にいいとは限らないです。なのでシンプルにして浸透させるっていうこともそうですし、肌質によっては重ねることによって、例えば油分がすごくトゥーマッチになってしまったり、っていうことがあるんですよ。なのでよく外来で見るのはニキビとか毛穴が気になってますっていうのに、乳液とかクリームを足してしまっていたりとか、乾燥肌の人でも乳液とクリームとオイルっていうものを、全部塗っちゃっていて毛穴が開いていたり、っていうこともあるんですね。逆に自分はオイリー肌だというふうに思っていて、さっぱりした乳液だけで終わらせていると、目の周りとかにすっごく乾燥してたり、おでこだけすっごい横じわがあったりとかっていうこともあるので、全部使うっていうことをメーカーさんは推奨しているし、できるようにはしていますけれども、それを全部使わずに化粧水と乳液だけで終わらすっていうことでもいいですし、化粧水と美容液で終わらせる、あと目の周りだけクリームを塗るっていうことでも全然ありなので、全部を使わなきゃいけないっていうことではまずないし、肌はたっぷりのせすぎてしまうと、必要なものは行かなくなってしまうっていうことと、重ねるっていうことで油分がすごく多くなってしまって、毛穴の開きになってしまったりとか、ニキビの原因になってしまうということもあるので、そこは気をつけてください。1個だけ使うんだったらどれがいいですかっていうと、肌質にもよるんですが実は乳液だけ塗るっていうことも1つの手なんですね。水分も油分もある程度いくことができるので、すっごいニキビ肌とかじゃなくって、最小限に抑えたいっていう時には、最近は美容効果の高い乳液とかもあるので、そういったものを入れていくっていうのも1つなんじゃないかなと思いますし、逆にすごくニキビ肌の人は、化粧水と保湿効果の高い美容液だけでもいいので、全員が全部トータルで、ラインで使わなきゃいけないっていうわけではないので、気をつけていただければいいかなというふうに思います。 はいということで、知識が増えると誤解も生じてくるので、素晴らしい技術があってすごくいい成分があるよっていうことを皆さんが知ってもらえるのは嬉しいんですけれども、成分だけじゃなくて浸透させなきゃいけなかったりとか、使い方によって全然スキンケアの効果違ったりしますので、今日お話ししたことをしっかりと頭に入れて、その思い込みをなくして誤解をなくすと、今あるスキンケアだけでも肌って変わることがあると思うので、新しいスキンケアをご紹介することが多いから、ちょっとあれなんですけども、流行りを追求するのに疲れたよっていう方はですね、今日の動画をもう1回見ていただいて、アイテムを見直すんじゃなくて、使い方っていうものを見直していただけると、また肌が良くなるんじゃないかなというふうに思います。ということで今日の内容良かったよっていう方はですね、グッドボタンを押していただいたり、チャンネル登録していただけると嬉しいです。ではまた次の動画でお会いしましょう。さようなら。

Transcript (English)

Hello everyone. I'm Arata Tomori. Today I'd like to share five common skincare misconceptions that are increasingly heard on SNS, as I want to let everyone know which ones are incorrect. First, there's the misconception that skincare ingredients are more effective if their percentage is higher. While it's wonderful that more people are becoming aware of skincare ingredients through beauty content creators and YouTubers explaining specific components, the truth is that skincare ingredients require appropriate amounts. So it's not necessarily true that higher percentages are always better—it depends on your skin type. For example, high-concentration vitamin C products can be irritating for sensitive skin, though they may be more effective for those concerned about pores. However, whether it's pure vitamin C or a vitamin C derivative also matters—higher percentages aren't always better. Similarly, with retinol, even 1% of pure retinol can be extremely irritating to the skin, so 0.1% can still be effective. With retinol derivatives, 1% isn't necessarily high concentration. So you need to consider what the ingredient is and choose an appropriate percentage for your skin type. It also depends on what else is mixed in. Even if an ingredient has a good percentage on its own, skincare products combine water, oils, and other beneficial ingredients into one formula. So higher ingredient percentages don't necessarily mean a better formulation. Some people claim that ingredients under 1% are useless, but certain ingredients at 1% can actually burden your skin. Plant-based ingredients under 1% aren't ineffective—appropriate amounts are scientifically determined. So the idea that "higher percentages are always better" is a misconception, and you shouldn't get too caught up in it. Second, you don't need to apply all skincare products to your entire face. You might think, "What?" but many people apply the same amount of everything—toner, essence, serum, emulsion, and cream—across their entire face. This is actually incorrect and can cause skin instability. Your face has areas with more oil and areas that are drier. For example, the eye area may be dry while the T-zone is oily. If you apply emulsion and cream all over your face, you might get acne on your T-zone or jaw. So skip the emulsion on your T-zone, apply cream only around your eyes, and map out your face's concerns. Tailor your skincare to address specific problem areas. You don't need to apply serums to your entire face—use them only on areas with wrinkles or dark spots where you want whitening. For enzyme cleansing targeting pores, applying it to your entire face can dry out your eye area. Use treatments only where needed, like on your nose or cheeks. This makes skincare more effective and uses less product, which is also economical. Remember, the right application method is as important as choosing the right products. Apply only what's necessary where it's needed. Third, if you feel the effects of a skincare product initially but then stop noticing results, it doesn't mean the product is useless. This is a major misconception. The effect hasn't disappeared—your skin has simply improved. When you use skincare consistently, your skin's turnover normalizes and receives proper hydration. As your skin becomes healthier, you naturally feel the changes less because improvement becomes your baseline. But that doesn't mean the product is ineffective. Continuing to use it maintains those benefits—one application doesn't fix everything permanently. If you stop using a product thinking your skin has adapted, you might regress to zero and have to start over. Or you might switch products that negatively interact with your improved skin. It's better to maintain good hydration first, then add whitening products. The lack of dramatic results doesn't mean the product isn't working—it means the benefits are sustained internally. When initial excitement fades, it's actually a positive sign that your skin has normalized to a better state. This is something to be happy about, not worried about. Fourth, skincare doesn't have to start with toner. While some recommend softening skin with toner first or using an essence, some skin types benefit from starting with oil-based products. Specifically, dry skin. The skin has a lamellar structure of oil and water in its stratum corneum, with oil on top. Water doesn't penetrate well without this. While toner is designed to work even with this barrier, and washing does remove some oil allowing water in, severely dry skin has fewer pathways for water absorption. Not all oils create a barrier—some oils actually facilitate water absorption. Cleansing oils and facial oils that improve hydration create water-permeable pathways. Products like balms that seal moisture work differently. Cleansing oils and hydrating oils can actually improve moisture absorption for dry skin, so starting with oil-based products when hydration feels inadequate is valid. Remember, not all oils seal the skin—some improve absorption of subsequent toners and serums. For dry skin, starting with an emulsion might help more than you'd expect. Finally, you don't need to use all skincare products. While brands recommend using complete lines, you don't have to. Skin has absorption limits—applying too much actually prevents absorption. Adding everything isn't necessarily better. Simplifying and allowing proper absorption is often best. Depending on skin type, layering too many products can create excess oil, causing enlarged pores and acne. In my clinic, I often see people with oily or acne-prone skin adding emulsions and creams, or people with dry skin layering emulsion, cream, and oil yet having open pores. Conversely, people thinking they're oily use only a light emulsion and develop severe dryness around eyes or forehead wrinkles. While brands encourage using full lines, you can use just toner and emulsion, or toner and serum with cream only around eyes. Not everyone needs complete routines. Applying too much prevents necessary absorption and creates excess oil, enlarging pores or causing acne. If using just one product, emulsion alone can work for many—it provides both hydration and oil. For minimal routines, consider high-performance emulsions. Conversely, for very oily skin, just toner and hydrating serum work fine. Not everyone must use complete lines, so adjust accordingly. In summary, while increased knowledge brings better skincare awareness, misconceptions also arise. It's wonderful that people learn about great ingredients and technology. But ingredients alone aren't enough—absorption and application methods matter greatly. Apply today's lessons, eliminate assumptions and misconceptions, and you'll see improvement with your current products alone. Don't exhaust yourself chasing trends. Review how you use products, not just which products you buy, and your skin will improve. Thank you for watching. If you found this helpful, please like and subscribe. See you in the next video. Goodbye.

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